concept-btn

title

手間ひまかけた塩昆布づくり

釜でぐらぐらと焚かれる昆布。大きなしゃもじを使い、昆布全体に味が行きわたるように混ぜていきます。
醤油を加えた調味液で昆布を煮込みながら、味を染み込ませる「釜焚き工程」は塩昆布づくりにおいて最も重要です。
㈱マツモトでは大釜を使い、3時間ほど人の手でかき混ぜる、伝統的な釜焚き製法にこだわり続けています。
umb
均等に味がわたる様、かき混ぜるのにもコツが必要。柔らかく焚きつつ煮崩れないように丁寧に作業をします。

umb
焚きあがった昆布の表面はつやつや。釜焚きでなければこの照りはでません。

自然のおいしさ、食べやすさへのこだわり

塩昆布の昆布の下ごしらえは酢に漬けて柔らかくした昆布の砂を払い、一度煮て塩分を抜くことから始まります。その後、釜で焚いたら、乾燥、裁断、さらにもう一度乾燥。仕上げに塩づけをしたらようやく完成です。おおよそ6日間かけての作業。一つ一つ丁寧な仕事の積み重ねで、質の良い塩昆布が出来上がります。
umb
焚きあがった昆布の状態をみて、乾燥の温度や時間を決めていきます。

昆布を裁断してから洗浄、釜焚きを行うのではなく、㈱マツモトでは始めに洗浄を行い、昆布の形のままで釜焚きを行った後、裁断します。
そうすると昆布の中に元々あった旨味を程よく残しつつ、塩昆布の形も松の葉のように食べやすく整えることができるのです。
「良い原料を使っているからこそ、原料そのものの旨味が流されてしまっては本当にもったいない。原料の持ち味を最大限生かすことにこだわりました。」
函館工場の責任者、松本さんはそう語ってくれました。
umb
釜焚きを行ってから裁断するため、一本一本が食べやすく整っています。

こだわりの3つの北海道産原料

使用する昆布は道東の釧路産「厚葉昆布」を使用。厚葉昆布は口どけが良く、ほどよい粘りがあり、塩昆布に最も適してます。それぞれ生育状況が違うため、さらにその中から塩昆布に向いた肉厚で繊維質が柔らかい昆布を選び抜きます。
umb
わずかな厚みの差をも見抜けるのは、毎日昆布と向き合っているからこそ。

味付けのベースとなるのは北海道産の丸大豆で作られた醤油。あっさりしているのにコクが強いのが特徴で、昆布の旨味と味わいを一段と引き出します。
昆布にまぶす塩は北海道・オホーツク海産の塩を使います。ミネラルをはじめとした栄養素が豊富で、粉雪のように細かい塩粒は塩昆布の一本一本にしっかりと付着し、口当たりが良く、素材の味を引き立てます。
「塩と醤油にここまでこだわっている塩昆布は少ないのではないでしょうか。」と松本さんは言います。
umb
オホーツク海産の塩。粉雪のように細かい粒が特徴です。

北海道の「旨み」を凝縮した塩昆布をご家庭に

厳選された素材を、こだわりの製法で。塩昆布というシンプルな食材だからこそ、それが最大限に生きてきます。
「原料にこだわったことで風味も増し、あっさりしているのに深い味わいの塩昆布に仕上がりました。ぜひ炊きたての白米に乗せて食べて頂きたいですね。高級昆布の食感と旨み、じわっと丸大豆醤油がしみ込んだご飯をぜひ味わって頂きたいです。」
umb
親子代々受け継いできた伝統的な製法を守りつつ、函館でおいしい昆布商品をつくる松本さん


簡単レシピ


ゆで野菜の塩昆布和え

umb
ゆでて刻んだ野菜に塩昆布とごま油を適量入れます。
よく混ぜて味がなじんだら完成です。

塩昆布と水菜のパスタ

umb
お好みの量の刻んだ水菜とオイルを切ったツナ、塩昆布を用意します。
茹でたパスタにバターを少量入れ、すべての具材と合わせたら完成です。

商品情報

umb
商品名
昔ながらの釜焚き塩昆布
原材料
昆布(北海道道東産)、醤油(大豆・小麦を含む)、砂糖、還元水飴、食塩/調味料(アミノ酸)
栄養成分値 1袋(40g)当たり

エネルギー
90kcal
たんぱく質
8.0g
脂質
0.2g
炭水化物
16.6g
糖質
11.8g
食物繊維
4.8g
食塩相当量
6.7g

加工・製造場

iy
会社名:株式会社マツモト 函館工場
所在地:北海道函館市浅野町5番2号